昨夏の赤潮で激減、マダコ復活願い放流

昨年8月に発生した赤潮の影響でタコの漁獲が著しく減ったことから宇部市漁業組合連合会(河野直行会長)は26日、宇部沖にマダコ1200㌔を放流した。1年後には漁獲対象となる。

赤潮は昨年8月上旬、宇部、山口、防府の周防灘一帯で発生し、大きな被害をもたらした。宇部市では東岐波、西岐波に数万匹の魚の死骸が打ち上げられた。
その後遺症は続き、1年間を通してコンスタントに取れていたタコがすっかり姿を見せなくなった。タコのほかにもメバル、カサゴ、イカ類、ナマコ、アワビ、サザエなどの定着性魚介類の数が少なくなっている。
このため漁業資源を回復しようと、今年3月にメバルの稚魚1万5000匹を放流したのに続き、約130万円をかけてマダコを放流することにした。県漁協宇部岬支店、床波支店、東岐波支店の3支店がそれぞれのエリアで取り組んだ。
マダコは長崎県で取れた天然もので、1匹が約1㌔のサイズ。なかには2㌔近いものも。卵を抱えた雌も交じっていた。
宇部岬支店では長崎からトラックで運ばれてきたマダコを3隻の漁船に移し、すみかになるようにあらかじめ沈めていたたこつぼがある宇部沖のポイントに放流。同支店では「ひと潮ごとに大きくなる。資源が回復するのを期待している」と話した。

カテゴリー:その他の話題2013年6月27日

石炭都市宇部市の起源
写真注文はこちら
無料試読キャンペーン
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ