787、山口宇部空港でも運航再開

4カ月半ぶりに山口宇部空港に降り立った羽田からの691便(1日午前8時半ごろ、山口宇部空港で)

バッテリーの不具合で運航停止となっていたボーイング787(B787)型機が1日、4カ月半ぶりに東京羽田│山口宇部路線に戻ってきた。午前8時27分、機体前部に〝787〟とペイントされた羽田からの691便が滑走路に降り立つのを空港関係者が感慨深げに見守っていた。

今年1月16日、山口宇部空港を出発した同型機がバッテリーから発煙したため香川県・高松空港に緊急着陸し、国土交通省は安全性が確認されるまで国内航空会社の同型機の運航を禁止。4月、バッテリー対策を条件に国交省が運航再開を許可し、全日空は保有する17機を改修して、確認フライト、乗務員の慣熟飛行を行うなどして再開に備えていた。
691便(定員264人)には162人、羽田に向かう折り返しの694便には214人が搭乗した。両便の乗客には運航乗務員スタッフが「安心・安全な運航を提供できるように社員一同、努めてまいります」と手書きしたメッセージが手渡された。展望デッキには久しぶりに姿を見せる最新鋭機をカメラに収めようというアマチュアカメラマンの姿もあった。
694便に搭乗した公務員の女性(36)=柳井市=は「3カ月に1度はプライベートで東京に行くが、いつも第1便を利用していた。そのB787が高松空港に緊急着陸した時は驚いた。何重もの安全チェックをしているだろうから不安はない」、山口大医学部付属病院勤務の男性(40)は「学会で上京するが、機体がB787とはよく知らなかった。信じて乗るだけです」と話した。
東京羽田│山口宇部路線の定期便は昨年1月にB787型機が就航以来、トラブル前は全て同型機を使用していたが、運航再開の6月からの5往復については当面、787型機3往復、767型機2往復の運航となる。
全日空広報部によると景気回復感もあり6月の予約客は前年を9%前後上回っており、B787についても特に敬遠されることなく予約されているという。

カテゴリー:その他の話題2013年6月1日

石炭都市宇部市の起源
写真注文はこちら
無料試読キャンペーン
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ