庵野秀明監督がジブリ映画で声優に

宇部市出身の映画監督で、アニメ「ヱヴァンゲリヲン」などで知られる庵野秀明さん(53)が、スタジオジブリの最新作「風立ちぬ」(7月20日公開)で主人公の声を担当する。過去に声優経験はあるが、長編アニメ映画は初挑戦。オーディションで声を聞いた同作の宮崎駿監督が直々にオファーした。ジブリの原点「風の谷のナウシカ」(1984年)以来となる師弟のコラボとあって、公開前から話題を呼んでいる。

同社の鈴木敏夫プロデューサーから声が掛かり「無理とはいえ、宮崎さんからぜひにということだったので、やるしかないな」と庵野さん。オーディションが終わると、満面に笑みをたたえた宮崎監督から「やって」と言われたという。「寡黙な男でセリフはそんなにないという言葉を信じて受けたけど、絵コンテを見てびっくり。しゃべりっぱなしだし、歌はあるわ、フランス語やドイツ語もあるから完全にだまされました」と苦笑い。
4月中旬からアフレコ収録に臨み、宮崎監督から「うまくやらなくていい。いい声だからでなく、存在感で選んだのだから、それを出してほしい」とアドバイスを受けた。主人公との共通点として「作るものは違えども、夢を形にしていくという仕事をしているところ。すごく分かるし、自分の実生活にも通じるところがあった。素のままでアフレコに臨んだが、2日目ぐらいから宮崎さんが喜んでいる様子だったので、それだけでも良かったと思う」とコメントしている。
「風立ちぬ」は5年ぶりの宮崎作品。ゼロ戦の設計主任として知られる堀越二郎をモデルに、少女との出会いと別れなど、オリジナルな要素を盛り込んだ。庵野さんが演じる青年技師・二郎は、堀越と、文学者の堀辰雄をモチーフに取り入れて誕生させたという。上映時間は126分。6月下旬に完成し、試写会を経て全国公開される。

カテゴリー:その他の話題2013年5月25日

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