母親有志「すくすくネット」設立

宇部市の3月定例市議会で、福祉医療費助成制度の拡充(無料化)に「待った」がかかったことを契機に、子育て真っ最中の母親有志が「うべ子どもすくすくネットワーク」(岡﨑啓子代表)を立ち上げた。「全ての子供たちが健やかに育ち、生み育ててよかったと思えるまちづくりを考えてみませんか」と参加を呼び掛けている。5月1日には文化会館で講演会を開く。

市が福祉施策の目玉として提案した制度の拡充は、乳幼児およびひとり親家庭の医療費の一部自己負担と所得制限を撤廃するというもの。現在、市では県制度の半額(通院500円、入院1000円)の自己負担制としているが、導入から3年が経過し、子育て世代へのアンケート結果や社会、経済情勢を踏まえて予算を計上した。
予算審査の過程では、市長が諮問した検討委員会の答申を尊重するとともに、コンビニ医療を生む恐れがあり、応益負担応能負担の大原則は安易に崩すべきではないとして、記名投票で現行通りの一部自己負担制度を堅持する修正案が通った。
岡﨑代表は「こうしたやりとりを後に知り、とても残念。知らない人も多いと思う。メンバーはまだ数人だけど、子育ての政策など注視したいし、見直しも働き掛けたい。子育て中の母親、これから子供を産むプレママたちが気軽に話せる場所にしたい」と語った。3月まで違うネットワークを形成し、自主育児サークルの横の連携を図っていた。当初の目的を達成したとして休止したが、市の子育て支援事業の一部が〝足踏み〟となったのを受けて、母親たちが声を上げた。
同ネットでは「乳幼児はたくさんの病気にかかる。切実に医療費が家庭の経済的負担と感じている人も多いのではないか、助成の恩恵を受けている人たちはコンビニ医療を生んでいるのだろうか。そのように言われないためにも、賢い親になるためにも学びませんか」としている。
講演会は午前10時から正午まで。山陽小野田市に「すながわこどもクリニック」を開業する砂川新平さんが「かしこい小児科のかかりかた─みんなで学ぼう子どもの病気や事故のこと」と題して話す。参加は無料。託児(無料)は前日までにタナベさん(電話080─6303─4014)へ。

カテゴリー:その他の話題2013年4月18日

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