常盤公園、シロテテナガザルが育児放棄

愛情を一身に受けて育つシロテテナガザルの赤ちゃん(ときわ湖水ホールで)

宇部市の常盤公園でシロテテナガザルに雄の赤ちゃんが生まれた。間もなく両親が育児を放棄したため、獣医師が親代わりになって愛情を注いでいる。一般公開には1年以上かかるが、3月下旬に開かれるミニ動物園で将来のスターを披露するという。

12歳のゴロウと14歳のメロンとの間に生まれた。メロンは2011年8月までに3回出産しているが、いずれも育児に失敗。市では新たな出産を前に「今回も放置したら、すぐに親から離す」と決めていた。5日朝に生まれたが、危険な状態だったため、即座に切り替えた。
赤ちゃんは体長約30㌢、体重は約500㌘。獣医師の戸田正枝さんの懐におり、タオルのおくるみから頭をちょこんと出している。どこへ行くにも寝るのも一緒。ミルクをねだる声は職場の雰囲気を和ませている。常盤動物園協会には人工哺育のベテラン職員がおり「寂しい思いをさせてはいけない」とアドバイス。2時間置きにミルクを与えたり、おむつを替えたりして、子育てに奮闘中だ。
同協会が設けた部屋で寝泊まりしている。戸田さんは「呼吸やぬくもりを感じてもらおうと、寝る時も抱いている。元気に育ってくれれば」と語る。同じサルの顔を見せたり、声を聞かせたりして、人に慣れさせないようにしてサルの社会へ戻す考え。市では名前も募集する。

カテゴリー:その他の話題2013年2月20日

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