「百万遍念仏」で無事を祈願

読経に合わせ大数珠を手繰る地域住民(16日午前10時半ごろ、有帆片山の原田さん宅で)

山陽小野田市有帆の片山地区に約150年にわたり伝わっている「百万遍念仏」は16日、当屋の原田宏一さん(82)宅で行われた。参加した地域住民約50人が一年の無事を祈願した。

行事は江戸時代末期に地域を襲った疫病と大火の厄払いに由来。戦前戦後を通じ、一度も欠かすことなく受け継がれてきた。当屋は片山自治会(高橋茂会長、39世帯)の各世帯が持ち回りで引き受けている。
当屋に集まった人々は車座になり、岩崎寺の東堂(前住職)の河口徳明さんの読経と子供が打ち鳴らす太鼓に合わせ、「ナンマイダ、ナンマイダ」と唱えながら、長さ10㍍、大小333個のキリの玉からなる大数珠を手繰った。大玉が回ってきた時に、家内安全、五穀豊穣(ほうじょう)などを祈願した。
法要後は当屋の振る舞う赤飯と白あえの精進料理を囲み、触れ合いのひとときを過ごした。

カテゴリー:その他の話題2013年2月16日

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