「インフルの日」1月2週は患者倍増

インフル表

きょう16日は、宇部市医師会(猪熊哲彦会長)が提唱するインフルエンザの日━医療・保健機関などがまとめている発生動向によると、市内の患者数は昨年12月下旬から急増中で、2013年第2週(1月7~13日)は421人と前週より倍増した。現時点では半数以上が20~64歳の働く世代で、今後は子供や高齢者への感染拡大が心配されている。県は8日に「流行シーズン入り」を発表。同医師会では、マスクの着用などで感染予防を徹底すると同時に、発症時には早めの受診を呼び掛けている。

発生動向は、医療機関と宇部環境保健所、市休日・夜間救急診療所、市教育委員会が週ごとに集計して医師会のホームページで公表。今シーズンは、患者数48人だった12年第51週(12月17~23日)まで一進一退を繰り返していたが、第52週(同24~30日)は95人、13年第1週(同12月31日~1月6日)は202人と1週間で倍増するようになった。
13年第2週の患者は、市内の北部と楠地域以外で報告があった。世代別内訳で最も多いのは20~64歳の233人で、全体の55%を占めた。以下は、10~19歳の72人、0~5歳の46人、65歳以上の43人、6~9歳の27人。患者数では働く世代が多いが、前週からの増加率は10~19歳の4・2倍、6~9歳の3・4倍、0~5歳の2・7倍の順で、子供の間で感染が急拡大している。
市医師会のインフルエンザの日は、毎年1月の第3水曜日。市内では例年、学校の冬休み明けから患者数が増大し、1月中旬に感染がピークを迎えるためで、11年と12年は、ほぼ同時期に学級・学年閉鎖が相次いだ。県感染症情報センターによると県内では今期、昨年10月に初の患者を確認。昨年の集団発生は12月の1件(防府市)だけだが、15日から16日にかけて7市で11校が休校や学級学年閉鎖の措置を取った。
市医師会インフルエンザ担当理事の若松隆史ときわクリニック院長は「昨年末から、成人を中心に例年以上のペースで感染が広がっている印象。2月いっぱいまでは注意が必要だろう。インフルエンザは、関節痛を伴う急な発熱が特徴。発症から48時間以内であれば服薬により症状を抑えられるので、早めに医療機関を受診してほしい」と呼び掛けている。
インフルエンザのウイルスは、せき、くしゃみで2~3㍍飛ぶとされている。同医師会では「せき・くしゃみの際は口と鼻をティッシュで押さえ、周囲の人から顔をそむける。使ったティッシュはすぐにふた付きのごみ箱に。予防と感染拡大防止のためにも、可能な限りマスクの着用を。また、人混みを避ける、手洗いの励行、十分な栄養と休息なども心掛けてほしい」と話している。

カテゴリー:その他の話題2013年1月16日

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