飯島さん著書「高校生と親の『お金の教科書』」

著書「高校生と親の『お金の教科書』」

宇部高出身の飯島健二さん(52)=奈良県生駒市=の初めての著書「高校生と親の『お金の教科書』」がセルバ出版から発行される。高校を卒業し1人暮らしを始める子供たちと保護者のために、お金との向き合い方に始まり、借金、カード、給与明細書の中身、さらに詐欺の手口まで分かりやすく解説している。

飯島さんは、福岡県北九州市生まれ。小学校4年の時に山陽小野田市に移り、小野田中、宇部高、京都大法学部を卒業。都市銀行に就職し、企業融資を皮切りに学校法人の取引、個人向け債権の回収業務などに従事した。2010年に準定年退職。日本生産性本部認定経営コンサルタント。11年、社会保険労務士試験合格。
「教科書」の内容は序章を含め全9章。「出ていくお金のマネジメント」「入ってくるお金のマネジメント」「具体的な現金の支払方法~目からウロコの〝封筒口座〟メソッド!」「借金とは―借金するなとは言わない、返せるお金を借りること」「給与明細書の中身―こんなにたくさん引かれるの?」「詐欺の手口のほんの一部―世の中にウマい話はない!」など。
債権回収の体験を踏まえ、住宅ローンと消費者ローンの金利の重さの違いを解説し、「どうすれば消費者ローンを少額のうちに完済させることができるか」にまで言及。給与明細書の章は、税金や社会保険の制度、社会的役割などに考察が及んでおり、若者だけではなく、その親の年代にとっても読み応えがある。
構想10年、最初の原稿執筆から3年。自分の子供たちにお金のノウハウを教えたいというのが発想のきっかけだった。その思いは間に合わなかったが、高校生年代に伝える意義を感じ出版を決めた。
飯島さんは「銀行の回収専門部署に勤務していた時、破産するかしないかの瀬戸際にいる人を何人も相手にしてきた。高校生年代にお金のマネジメントを教えておけば、こんなに苦しまなくて済むのにという思いが執筆の端緒です。消費者ローンの残高が少額のうちに完済させる方法や、完済できずににっちもさっちもいかなくなった時にどうすればよいのかなどの話は、必ず参考になるはずです。本書のもう一つの特徴は、ギャンブルや援助交際のような、18歳の諸君にわざわざ教えることはないだろうという批判が起こるかもしれないことまで書いたことです。お金のことは、通り一遍のきれい事では済まされない、済ませてはならないと思うからです」と話している。
B6判144㌻、税別1300円。書店やネットショップのアマゾンで扱っている。

カテゴリー:その他の話題2012年10月31日

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