「うべっちゃ」利用減、14年1月終了

うべっちゃの画面

市民がインターネットで情報交換する宇部地域SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)「うべっちゃ」が、2014年1月31日で終了する。行政と市民でつくる運営協議会(安井滋会長)が会員宛てにメールで通知した。協働のプラットホームとして出会いの場の創出や地域資源などの発信に貢献してきたが、ツイッターやフェイスブックなどの普及に伴い、利用者が限定的になり、09年2月の開始から5年でその役割を終えることになった。

「うべっちゃ」は、宇部市の新しいコミュニケーションツールとして「宇部を語り、夢をかなえる交流の場」をコンセプトに始まった。加入は既存会員からの完全招待制、実名登録制(登録後はハンドルネーム)、後見人(スポンサー)制を取るなど、入り口のハードルを高くすることで信頼性を確保。商業活動や2ちゃんねるのような匿名掲示板的な内容も規制するなど、ルールを設定した。
利用拡大には、メーンキャラクター「つつじひめ」、サブキャラクター「ちゃちゃまる」を採用し、使い方講習会の開催、データ放送を活用した情報の発信、各種イベントの開催や全国大会への参加に取り組んできた。
人のつながりを支援するとともに、地域や団体の活動にも活用できるグループウェアとしての機能も備えた。書き込みはもちろん、コミュニティーは多くの分野に及び、趣味の活動や近所づきあい、市民運動へと発展する事例もみられた。一方で、ソーシャルメディアが広がりをみせ、地域SNSとしての特異性が引き出せなかったことからアクセスが減少。現在は1日50件程度だという。会員数は1266人。
こうした利用状況と、サーバーなどのシステム維持費用や活動経費の捻出を考え、持続的な運営は困難と判断し、運営協内にあるコアメンバー会議で終了を決めた。周知について検討を重ねた結果、方向性を早く示し、次のステージに進んでもらおうと、会員向けに一斉送信した。
配信メールで安井会長は「うべっちゃで築かれたネットワークを活用し、今後も新たなSNSやリアルな場所で絆を強めてもらえれば」としている。終了に伴い、サーバー内のデータ等は消去されるため、必要な個人データは個人で保存するよう求めている。

カテゴリー:その他の話題2012年10月27日

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