南海トラフ、地元2市 震度「5強」

内閣府は29日、南海トラフの巨大地震による津波高・浸水域等の第2次報告と被害想定の第1次報告をまとめた。「最大クラスの地震と津波」の場合、県内では「震度5弱~6強」の揺れの後、発生から「92~219分後」に、満潮と重なった場合は瀬戸内海側に最大「3~5㍍」の津波が押し寄せ、最大で死者200人、建物全壊約4800棟の被害が見込まれている。宇部市と山陽小野田市は震度が「5強」、最大津波高が「4㍍」となっている。

報告内容は、東日本大震災で得られたデータをはじめ現時点で最新の科学的知見に基づき、「可能性として考えられる最大級の地震・津波」を推計。その発生時期は「予測不可能」、発生頻度は「極めて低い」、南海トラフでの次の地震・津波が「今回示したものとは限らず、過度の心配は問題」などとした上で、「命を守ることを最優先に、正しく恐れて対応を」と求めている。
県内で最大の被害が予想されるのは、震度が岩国市(6強)、津波の到達時間が最も早いのは柳井市(92分)で、津波高は同市と山口市、光市、周南市、平生町の5㍍。地元への津波到達時間は、宇部市が152分後、山陽小野田市が218分後となっている。
死者の内訳は、建物倒壊で約80人、津波で約100人、急傾斜地崩壊で約10人など。建物全壊は、揺れが約1300棟、液状化が約3000棟、津波が約400棟、急傾斜地崩壊と火災がそれぞれ約50棟など。

カテゴリー:その他の話題2012年8月30日

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