海岸に数万匹の死骸、赤潮か

波打ち際に打ち上げられた大量のフグ(7日午前9時半すぎ、東岐波で) 宇部市東岐波、西岐波の海岸に数万匹の魚の死骸が打ち上げられた。海中に有害プランクトンが大量発生する赤潮の影響とみられ、県は宇部、山口、防府の3市に赤潮警報を発令し、関係漁協に被害への警戒を呼び掛けている。

東岐波のキワ・ラ・ビーチと周辺では7日朝、約1㌔の海岸の波打ち際におびただしい数のフグやエイ、スズキなどが打ち上げられ、異臭を放っていた。環境省のレッドデータブックで絶滅危惧種に指定されたカブトガニの死骸も交じっていた。
近所の男性は「こんな光景は初めて。自治会だけで処理しきれない」と話した。
県水産振興課によると大量発生したプランクトンはカレニア・ミキモトイ。海水の酸素量を極端に低下させ、魚のえらを傷めるなどして窒息死させる。表層にとどまらず、海底にかけて上下運動を繰り返すため、海面の色が変わりにくい。水温22~27度を好む。
警報が出ている海域の魚介類を食べても人体に影響はない。
このプランクトンは1991年8月下旬から約2週間にわたり岩国市から周南市の沿岸部で大量発生し、養殖魚を全滅させるなど約2億円の被害をもたらした。

カテゴリー:その他の話題2012年8月7日

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