夢プロジェクト、3回目スタート

ポケモンなかよしガーデンを楽しむ親子(ときわミュージアムで) 東日本大震災で被災した福島県の子供たちに楽しい夏休みを過ごしてもらおうと、「子ども夏休み夢プロジェクト」が21日から宇部市内で始まった。福島市から4世帯13人が来市し、自然あふれる万倉、吉部地区の古民家に滞在しながらゆったりと過ごしている。

夢プロジェクトは昨夏、今春に続いて3回目。官民協働プロジェクトチーム「復興支援うべ」が交通費や宿泊費、活動費を負担し、滞在中のプログラムはNPO法人など多くの市民ボランティアが企画・運営している。
宇部に滞在しているのは、自閉症の子供がいる家族。子供は9人で1歳から18歳まで。福島の子どもたちとつながる宇部の会(木下文雄会長)が、プログラム「がんばっぺB」として引き受け、親子に寄り添っている。28日までの7泊8日。
23日には常盤公園を訪れ、ときわミュージアムで開催されている「ポケモンなかよしガーデン」を楽しんだ。オリジナル端末を手にポケモンキャラクターを探したり、熱帯植物について学んだりした。
この後、万倉、吉部地区の古民家へ移動。東吉部犬ケ迫の「癒やしの家中家」には、2世帯とボランティアが入った。千々松和秀さん(山口市阿知須)が3年がかりで生家を改装し、県内外からの来訪者に貸し出している。親子は荷物を整理した後、山と田んぼが広がる環境を満喫。
3人の子供を連れて参加した母親は「福島では食べ物、水、着る物まで気を使わなければならないので、おいしい空気を吸って、普通の生活のありがたみを感じたい。子供たちも制限のない外遊びを存分に楽しんでほしい」と語った。
つながる会の武永佳子さんも「これまでは保養、リフレッシュが目的だったが、今回は自立を視点に一緒に生活することで人間関係を築いていきたい」と語った。
「がんばっぺA」ではいわき市の永崎小、久之浜第一小の5年生29人が27日から8月1日までの5泊6日で滞在する。両校は被災地支援活動の一環で、学校単位で子供たちの心をつなぐ文通プログラム「ポケモンペンフレスクール」で厚南小と文通。取り組みはいったん終了したが、半数の子供たちが個人的に連絡先を交換し、今でも交流を続けているという。
滞在中はNPO法人うべネットワーク(脇和也理事長)がサポートする。

カテゴリー:その他の話題2012年7月24日

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