常盤公園 コイ、浅瀬でピンチ

魚の死骸が浮かぶ湿地帯(常盤公園で) 常盤公園北側の湿地帯に取り残されたコイなどの魚が命の危機にひんしている。大雨による常盤湖の水位の上昇で流され、水位が低くなるにつれて水面に浮かぶ死骸が増えている。浅瀬で苦しむ生き残った魚を見た人から「かわいそう。早く助けてあげて」と声が聞こえてきた。

同公園は、かつてニシキゴイの品評会が開かれ、来園者の魅力向上のために湖にたくさんのコイを放流した。
梅雨前線に湿った空気が流れ込んで市内で雨が激しく降った24、25日、降り始めからの雨量は川上で102・5㍉(市防災危機管理課調べ)を記録した。
常盤湖に流れ込む大量の雨水で水路があふれ、湖の排水口近くにいたコイなど数百匹が、普段は水位がほとんどない湿地帯に押し流された。
雨がやむと水位は下がり、大半の魚は水路を通って自力で湖に戻ったが、一部が取り残されたままになった。
28日は強い日差しが照りつけて市中心部で最高気温が26・4度(同課調べ)を記録する夏日になった。水温の上昇で水質は急激に悪化。多少の汚れた水でも生きられるコイの生命力も限界を超えつつある。
油膜のようなものが覆う水面には、体長40~50㌢のコイやフナなど10匹以上が浮かぶ。鳥につつかれた死骸もあって周囲に異臭が漂う。生き残ったコイは水面から背びれを出しながら苦しそうに泳いでいた。
早く救い出そうにも湿地帯にできた水たまりは大きく、作業は困難を極める。市公園緑地課はタイミングを計って常盤湖に移すことにしている。

カテゴリー:その他の話題2012年6月29日

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