富士海運の「翠龍」進水式

ゆっくりと進水する翠龍(八代市の熊本ドックで) 富士商グループの富士海運(藤田敏彦社長、本社山陽小野田市港町)が建造していた油槽船「翠龍(すいりゅう)」(999㌧)の進水式は20日、熊本県八代市の熊本ドック(加藤勝社長)で行われ、藤田社長ら関係者約60人が進水を見守った。7月末までに内装工事を済ませて8月1日から営業運航する予定。同社の新造船は5隻目で、油槽船は3隻目。

新船は、全長78・35㍍、幅12・00㍍で、山陽小野田市を船籍港とする。1航海当たり2000㌔㍑の重油や原油を、三菱商事の鹿川石油基地(広島県江田島市)から九州電力や四国電力などの火力発電所に輸送する。乗組員は10人。運航会社は上野トランステック、荷主は三菱商事。
新船の特徴は▽大気汚染防止のための規制に適合し、環境負荷の低減を行った▽このクラスでは類を見ない自動化された荷役制御装置を搭載▽日本海事協会の機関区域無人化資格を取得し、機関部の計装の自動記録や夜間当直など船員の労務軽減を図り、安全で確実な機器の運転管理を行う。
進水式では、神事に続き、船主の藤田社長が「翠龍」と命名し、藤田社長やセントラル硝子の皿澤修一社長ら関係者が玉串をささげた後、三菱商事エネルギー事業グループ石油事業本部の高岡英則電力燃料ユニットマネジャーの夫人、祐子さんが支綱を切ると、大きな船がゆっくりと進水した。
熊本市で開かれた祝賀会では、加藤社長が「これからは引き渡しの期日に間に合うよう努力したい。引き渡し後、この船が安全航行して、精いっぱいの働きができるよう期待している」と語り、藤田社長は「8月から営業運航に入るが、乗組員をはじめ、富士海運が一丸となって業務に当たり、安全運航に努めたい」と関係者にお礼の言葉を述べた。

カテゴリー:その他の話題2012年6月22日

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