竜王山オートキャンプ場、環境に優しい運営

キャンパーから出された生ごみを専用の装置に投入するスタッフ(竜王山オートキャンプ場で) ごみの出ないキャンプ場を目指します!-竜王山オートキャンプ場は、キャンパーが出した生ごみを好気性発酵分解菌(HDM菌)で減量したり、街路樹の剪定(せんてい)木で作った木炭をバーベキューの燃料に使ったりして、環境に優しい運営をしている。

2007年から指定管理者としてキャンプ場を管理している晃栄(井上雄治社長、西高泊)が経費削減も兼ねて取り組んでいる。緑地管理などを行う同社は〝人と緑の調和〟を掲げ、剪定木や雑草を堆肥化するなどの循環利用を心掛けている。そのノウハウをキャンプ場運営にも導入した。
ごみは利用者に持ち帰ってもらうのを原則にしているが「福岡や広島など遠くから来たキャンパーに生ごみを持って帰ってもらうのは忍びない」と、生ごみはキャンプ場で処分する。
専用の装置に生ごみを投入し、枯草菌、放線菌、リグニン・セルロース菌などで構成されるHDM菌を入れてかき混ぜると、やがて水と炭酸ガスになる。トウモロコシの芯やサザエの殻などは残るが、ほとんどは分解されるという。
刈った草や剪定木も微生物を使って発酵させ堆肥化し、キャンプ場内の花壇に肥料としてすき込んでいる。生ごみも雑草類もそれまで焼却処分していたことを考えると、地球環境にも財布にも優しい取り組みになっている。
他にもバーベキューなどに使う木炭は、街路樹の剪定を請け負う同社が剪定木を材料に製造し、キャンプ場で使っている。低温で焼くため火力が弱く煙も発生する東南アジア産の木炭と比べて品質がよく、キャンパーには好評。竹炭も粉にして芝生にまき、肥料と病気発生の抑制に役立てている。
原発事故以来、エネルギー問題がクローズアップされているが、晃光では天ぷらに使った廃食油などをバイオディーゼル燃料(BDF)として製品化しており、これを発電機の燃料に利用することも検討している。
運営スタッフの井上洋希さんは「最近は火台を使ってたき火を楽しむ人が増えているが、このまきも剪定木を乾燥させて使っている。今後も環境に優しいキャンプ場を目指したい」と話した。

カテゴリー:その他の話題2012年6月13日

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