平日夜間急患診療の周知を

平日夜間は毎日午後10時半まで開設している市急患診療所(小野田保健センターで) 市民サービスの向上や2次医療機関の負担軽減を目的に開設された市急患診療所(小野田保健センター内)の平日夜間急患診療の2011年度の利用実績は1日平均2・57人にとどまった。市健康増進課では「開設しているのを知らない市民もおり、PRに努めていきたい」と話した。

夜間診療は2次医療機関である市民、山口労災、小野田赤十字の3病院でほとんど対応しており、勤務医の大きな負担になっていた。風邪やちょっとしたけがなど軽度の病気も診ており、本当に救急な患者が受け入れられないというケースも引き起こしていた。
そこで既に開設していた小児科休日診療に、新たに内科の平日夜間診療を加え10年1月から市急患診療所を開設。慢性的な医師不足の中で軽度の患者を診療することにより、2次医療機関のスタッフの負担軽減につなげている。患者にとっても救急患者対応時に病院の待合室で待たされることもなくなっていた。
これまでの利用実績は、09年度(診療日数60日)が181人で1日平均3・02人。10年度(同245日)は700人で1日平均2・86人。11年度(同245日)は629人で、1日平均2・57人。
インフルエンザが流行する冬場の利用が多く、11年度も2月が1日平均4・1人と最も利用が多かった。利用地域別では、11年度は小野田地区が349人、宇部地区が149人、山陽地区が102人、その他が29人だった。
地元の医師会、薬剤師会などの協力で輪番制で診療、投薬に当たっており、当初は1日平均5人の利用を目指していたが、実際は半分程度の利用にとどまっている。一方、小児科休日診療は1日平均30人弱の利用がある。
河合伸也病院局長は「軽い症状については、まず急患診療所を訪れてもらい、必要なケースは2次医療機関に回ってもらえば地域医療の充実につながる」と話す。兼本裕子健康増進課長も「平日夜間にいつでも開院しているという利便性をまず知ってもらいたい」と話した。
平日夜間診療は毎週月曜日から金曜日の午後7~10時半。小児科休日診療は日曜・祝日の午前9時~正午と午後1~5時。

カテゴリー:その他の話題2012年6月11日

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