植樹祭会場は防災公園に

立ち入り禁止となっているスポーツ広場とお野立所(山口きらら博記念公園で) 県独自の緑化活動の取り組みを発信した第63回全国植樹祭が終わって10日余り。式典会場となった山口市阿知須の山口きらら博記念公園スポーツ広場には、天皇、皇后両陛下が観覧に使用された「お野立所(のだてしょ)」が唯一残り、植樹祭の名残を伝えている。植樹会場となったきらら浜北エリアは、災害時の輸送拠点となる防災公園として整備が進められている。

県産スギを伝統的な木組みで仕上げたお野立所は、高さ5・75㍍、軒高3・49㍍、延べ床面積70・0平方㍍。防災公園の一角に移設する方針。スポーツ広場は現在、芝生を養生するために立ち入りを禁止している。長ければ今年度いっぱい使用できない見通し。
植樹会場を含むきらら浜の用地141㌶は、県土地開発公社の廃止(3月末)を踏まえ、県が昨年12月、防災公園として48㌶、全国植樹祭などに活用するために93㌶を取得した。
防災公園は今後、第16回日本ジャンボリー・第30回アジア太平洋地域スカウトジャンボリー(2013年7月31日~8月8日の9日間)と、第23回世界スカウトジャンボリー(15年7月28日~8月8日の12日間)に向けて環境を整備し、地下通水路や園路、ヘリポートなどを設ける方針。総事業費は99億円。
一方、全国植樹祭の関連イベント「きららの森フェスタ」で人気を集めたチェーンソーアート「森の動物園」の動物たちや、「森のパビリオン」に出展された竹製の楽器や家具、高校生のログハウスなどは、全て所有者が引き取った。会場を彩った歓迎アーチ、バンブーハウス、フラワータワーなどの竹製・木製のモニュメントは、全て解体処理された。
気になるのは大会シンボルマーク「やまりん」の今後の処遇。「おいでませ!山口国体・山口大会」のマスコットを務めた「ちょるる」は、おいでませ山口観光宣伝部長に就任したが、現在のところ〝昇進〟の話はない。
県全国植樹祭推進室では「森林づくりや緑化活動のシンボルとして、今後も活躍してもらうことにはなるだろう」と話している。

カテゴリー:その他の話題2012年6月7日

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