全国植樹祭、天皇皇后両陛下 お手植え、お手まき

お手植えに先立ち緑の少年隊からくわを受け取られる両陛下(式典会場で) 天皇、皇后両陛下を迎えた第63回全国植樹祭は27日、山口市阿知須のきらら浜であり、山口きらら博記念公園スポーツ広場に設けられた式典会場では県内外の招待者1万人が参加。両陛下のお手植え、お手まきや、アトラクション、演奏などを通じて、豊かな恵みを与えてくれる森林に思いをはせた。 天皇陛下は、アカマツ(抵抗性マツ)、クスノキ、シイノキ(スダジイ)を植樹し、ヒノキとイチイガシの種子をまかれた。

皇后さまは、クロマツ(抵抗性マツ)、ヤブツバキ、ナツミカンを植樹し、スギ(少花粉スギ)とイロハモミジの種子をまかれた。
いずれも、山口県の歴史や文化、生活と関わりが深い樹種。お手植え、お手まき時には、緑の少年隊の隊員たちが介添え役を務めた。
阿知須小の岡村菜々子さん(6年)は「天皇陛下から『アカマツはどんな特徴の木ですか』と尋ねられたので、『幹に赤みがあって、針のような葉です』とお答えしました。すごく優しかった」と感想。
天皇、皇后両陛下を迎えた第63回全国植樹祭は27日、山口市阿知須のきらら浜であり、山口きらら博記念公園スポーツ広場に設けられた式典会場では県内外の招待者1万人が参加。両陛下のお手植え、お手まきや、アトラクション、演奏などを通じて、豊かな恵みを与えてくれる森林に思いをはせた。
井関小の野村啓人君(6年)は「皇后陛下がクロマツの苗木を植えられた後で『後のことをお願いします』と声を掛けられたので『見守っておきます』とお答えしました」と話した。
本山小の三戸陸矢君(6年)は「皇后陛下はとても優しい方で、イロハモミジの種子を渡した時に『ここに、またいらっしゃいますか』と尋ねられたので、『はい』と元気よく答えました」と笑顔を見せた。
お手まきの種子は県が苗木に育てた後、県内の公共施設などに記念樹として配布する予定。
式典では、主催者を代表して、国土緑化推進機構の横路孝弘会長(衆院議長)と、二井関成県知事があいさつ。メーンアトラクションでは、大会テーマの「育む いのち」を、緑の少年隊や県洋舞連盟、県ジャズダンス振興会の関係者らが、森や川、海に生きる生物と子供たちのダンス・パフォーマンスで表現した。
水滴の一員として踊った阿知須小の田中皓大君(6年)は「自分が楽しめるようにやったので、リハーサルの時よりも上手に踊れ、緊張もしなかった」と手応えをつかんでいた。
東日本大震災の復興支援として、津波で海岸林を流失した岩手、宮城、福島県の3県には、県内で育てたマツ1000本ずつを贈呈。植樹会場の北エリアには約700平方㍍の「復興の森」が設けられ、クロマツなどの苗木200本を関係者が植樹した。
表彰行事と感謝状の贈呈もあり、昨年度公募したシンボルマークの愛称「やまりん」の名付け親になった小谷祐紀君(当時神原小6年)、大会ポスターの原画を描いた中野早紀さん(当時阿知須中3年)には、二井知事から感謝状が渡された。
北エリアでは、関連イベントの「きららの森フェスタ」(県主催)が前日に続いて開催され、多くの家族連れが多彩なイベントを通じて、森林や林業に親しんでいた。
天皇、皇后両陛下は27日、全国植樹祭の式典に臨場された後、山口市阿知須地域交流センターで会食。山陽小野田市埴生の特別養護老人ホーム・サンライフ山陽も訪問された。
サンライフ山陽では、施設を運営する山陽福祉会の松尾英治理事長が先導役を務め、同市の白井博文市長、尾山信義市議会議長が出迎えた。
施設概要を聞かれた後、押し花、習字など利用者のクラブ活動と、機能回復訓練に取り組む様子をご覧になり、終始にこやかな表情を見せられた。
28日は、宿泊先の下関グランドホテル(下関市南部町)をたたれた後、下関市内で安徳天皇陵と赤間神宮、しものせき水族館「海響館」を回られ、海峡メッセ下関で昼食。山陽小野田市文化会館に立ち寄られた後、2泊3日の日程を終えられて、山口宇部空港から帰京される。

カテゴリー:その他の話題2012年5月28日

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