妙徳寺、65年ぶり鐘楼堂が再建

再建された鐘楼堂 山陽小野田市野中の妙徳寺(荒川英良住職)に、およそ65年ぶりに鐘楼堂(鐘突き堂)が再建された。6月3日には落慶法要が行われ、再建を祝う。

かつての鐘楼堂では、朝夕2回、近隣に鐘の音を響かせていた。しかし第2次世界大戦中に、その梵鐘(釣り鐘)が軍用として供出され、終戦後も戻らず、鐘楼堂自体も崩壊してしまった。供出当時の第17代住職は、現住職の英良さんの祖父の英実さんで、鐘のことを残念がっていたという。
再建の話が持ち上がったのは2年前。同寺の客殿などの改築をきっかけに檀家(だんか)から再建の申し出があり、2011年5月に着工し、4月5日に梵鐘が奉安され完成した。梵鐘には着工が東日本大震災の年であることから、「併せて願わくば平成二十三年三月十一日発生 東日本大震災犠牲者各霊位 追善菩提」という言葉も入れた。
荒川住職は「今年は祖父が亡くなってから50周年で、その年に鐘楼堂を再建できたのは、祖父の強い思いのお導きかもしれない」と話す。
落慶法要の終了後には、鐘の初打ちも行われ、3日の午後6時半に最初の鐘が突かれる。
4日からは午前6時半と午後6時半の1日2回、心が清められるようにと願いが込められた鐘の音が響き渡る。

カテゴリー:その他の話題2012年5月23日

石炭都市宇部市の起源
写真注文はこちら
無料試読キャンペーン
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ