太陽が”三日月”になった

雲に隠れながらも三日月状の姿を現した太陽(21日午前7時20分ごろ、県立山口博物館で) 太陽がリング状に輝く「金環日食」の現象に列島が沸いた21日、山口市春日町の県立山口博物館では講座「日食を見る会」が早朝から催された。小雨交じりのあいにくの天候で観測が危ぶまれていたが、食が最大となった午前7時26分54秒前後には、三日月のように細くなった太陽が雲の間に姿を見せ、各地から訪れた約150人の天文ファンを喜ばせた。

県内では金環日食にはならなかったが、太陽の9割以上が欠ける大きな部分日食を観測できたのは、1852年以来、160年ぶり。午前6時16分38秒に食が始まり、最大で91・2%が月の陰に隠れた。
小雨がやんだ午前7時8分すぎから参加者は屋上に出て、遮光シートをかざしながら観測を開始。「ほんとだ。すごくよく見える」と感嘆の声を上げた女性もいた。
県天文協会会員らの協力で、太陽望遠鏡と屈折望遠鏡3台も設置され、板に投影された太陽が欠けていく様子を、多くの人が写真に収めていた。
観測に協力した山口大の天文サークル「ミルキィーウェイ」(秋廣駿部長)の寄元祥平副部長(農学部3年)は「雨でもう無理かと思っていたが、自分たちも見ることができてうれしい」と喜んでいた。
来月は金星ショー
 県立山口博物館では、金星の太陽面通過が観測できる6月6日にも天文関係行事を予定している。

カテゴリー:その他の話題2012年5月21日

石炭都市宇部市の起源
写真注文はこちら
無料試読キャンペーン
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ