願い込めワカサギの卵、小野湖上流の大田川に放流

ふ化箱をボートに乗せて移動させる参加者(下小野橋付近で) ワカサギ卵の放流が9日、小野湖上流の大田川で始まった。シュロに産み付けられた受精卵約700万粒を、これから1~2週間かけながら、ゆっくりと川に流す。

宇部市が環境への配慮を目的に、1994年度から実施。現在は水源かん養基金を活用している。受精卵は木製の着卵枠に収まった状態で、長野県の諏訪湖から取り寄せた。
放流作業には、市職員と小野湖内水面漁業協力委員会(古谷孝之会長)の会員ら10人が参加。着卵枠を手製のふ化箱に移し替え、ボートに乗せて下小野橋のたもとに移動。箱が流されないようにロープにくくり付け、大田川の底に沈めた。
川に流された卵は約1週間でかえり、来年2月から3月のワカサギ釣りシーズンに向けて成長する。
古谷会長は「ダムがあるので、魚たちは産卵のために川をさかのぼることができない。どうにか以前のような環境を取り戻せたら」と願いを込めた。

カテゴリー:その他の話題2012年5月10日

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