常盤公園、エコパーク実証実験2件

実証実験に向けて設置される液膜式酸素溶解装置(常盤公園で) 宇部市の常盤公園で10日から、水質浄化装置と太陽光発電式LED(発光ダイオード)街灯の実証実験が始まる。いずれも昨年6月に発足した常盤公園エコパーク化研究会の取り組み。それぞれの性能を評価して実用化を目指す。

同研究会は、産学公の有志で構成するキューブサロンの中で立ち上がった。「環境、芸術、スポーツ、福祉が融合した先進的モデル公園」を目指す同園でさまざまな実証実験を実施している。
水質浄化の「液膜式酸素溶解装置」は、山口ティー・エル・オー(山本豪紀社長)が開発し、白鳥湖に設置した。予備実験に続いて実証実験を行い、湖沼などの閉鎖性水域での活用を目指す。
装置は管内曝気(ばっき)式という特殊なポンプで、水質の悪い湖底の水を吸い上げ、湖面の浮体に搭載した装置で硫化水素やメタンなどの有害気体を大気中に放散し、貧酸素状態の改善を行った後、排水ホースで湖に戻す。溶存酸素量や水素イオン濃度などの項目を定期的に計測し、水質の変化を比較する。来年3月31日まで。
太陽光式LED街灯は、宇部興機(小玉明典社長)がときわ湖水ホール南側に設置。新開発した充放電機能付き照明基盤とリチウム電池の動作性、機能性、実用性を、2014年3月31日までの2年間にわたって検証する。
太陽光で発電した電力をリチウム電池に蓄え、独立電源による自動運転で1カ月ごとにLEDの負荷電流を変動させ、充放電の変化や効率を調べる。
同研究会では、昨年7月から9月にかけて、環境関連メーカーのソーラー型浄水装置を同園に持ち込み、実証実験を行った。
同園南側の夫婦池の水を浄化し、モンキーランド(ときわ丸)のプール水として供給。同装置は東日本大震災の被災地で川の水をろ過し、避難所に飲用水を供給したものが使われた。

カテゴリー:その他の話題2012年5月9日

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