宇部ファミサポ10年ぶり2000件を突破

ファミサポグラフ 宇部ファミリー・サポート・センター(神代美幸所長)の昨年度の活動件数が、2378件と、10年ぶりに2000件を突破した。学童保育の送迎や終了後の預かり、保育園への迎え・預かりなどが大幅に増えたのが要因。延長保育など公的なサービスも充実しつつあるが、「時間内に迎えに行けない」など、共働き世帯の実態には追い付いていない。同事業が〝仕事と家庭の隙間〟を埋める援助として、すっかり定着してきた。

ファミサポは、仕事と子育ての両立支援を目的に、労働省(当時)の構想で全国に設立された。1995年に誕生した宇部の会員数は3月末現在、子供を預ける依頼会員が805人、自宅で子供を預かる提供会員が208人、自分も子供がいて依頼・提供両方する会員が184人の計1197人。対象児は0歳~小学6年生で、依頼があればセンターが会員間を調整・仲介した上で、1時間600円(平日昼間の基準額)で預かる。今年度から市社会福祉協議会が事業を受託している。
昨年度の活動は「学童保育の送迎」が前年度より406件多い711件に達し、これだけで全体の3分の1を占めた。通常は迎えが主流だが、長期休暇中には自宅で預かり、学童の開始時間に合わせて送るケースもあるという。続いて「学童後の預かり」が475件、「保育施設までの送迎」が388件、買い物や受講など保護者の「外出時の預かり」が349件と続いた。
学童や自宅から、学習塾、ピアノ、スポーツなど「子供の習い事」に連れて行く援助も202件あり、子供の安全を確保したい保護者の要求に応えた。
活動件数の大幅な伸びについて、同センターでは「仕事に復帰したり、就職したり、働く母親が増えている」と分析。確実に増加している依頼会員・サポート依頼に対して、提供会員の人数が不足しているため、提供会員・両方会員の増強が課題となっている。「資格は問わない。都合のつく曜日、送迎や預かりだけも可能なので、子供の好きな人や子育ての手伝いに意欲・関心がある人は、ぜひ協力を」と入会を切望。また、専業主婦を含めて母親たちには「無理をしないで、リフレッシュしたい時には気軽に利用を」と呼び掛ける。
会員登録は無料。平日の午前8時半~午後5時に、市保健センター2階にある事務局で受け付けている(印鑑を持参)。会員になると、子育てに関する講習会や地域別交流会、クリスマスの全体交流会なども無料で参加できる。
問い合わせは同センター(電話35─7608)へ。

カテゴリー:その他の話題2012年4月12日

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