山口宇部医療センター、新病棟完成

完成した一般病棟。手前は「きらら病棟」(山口宇部医療センターで) 山口宇部医療センター(上岡博院長)が全面的な建て替えを進めていた新病棟が、宇部市東岐波の同所に完成した。従来の1~5病棟と結核病棟を一般病棟に集約。重症心身障害病棟の3棟は「きらら病棟」として生まれ変わる。

現病棟は1968年から72年にかけて建造されたもので、施設の老朽化や窮屈さが目立っていた。
一般病棟は5階建て220床、延べ1万3304平方㍍。1階は薬剤科、外来化学療法室、リハビリテーション室など。これまで外来棟にあった外来化学療法室を移動することで、腫瘍内科病棟と一体となった運営が可能になり、早期に入院治療から移行できるとしている。
2階は集中治療室(ICU)と外科、呼吸器内科の混合病棟。3階は結核ユニット30床を含む呼吸器内科病棟。4階は呼吸器内科と腫瘍内科の病棟。5階は腫瘍内科病棟。
病室は1人当たり約10・7平方㍍(特別室を除く)とゆったり確保。シャワーブースと各病室のトイレ、洗面台を新設した。景観にも配慮し、食堂、面会室、浴室などの共有スペースを広くした。
きらら病棟は平屋建て120床、延べ3962平方㍍。利用者がリラックスできるように中庭を敷地に取り込み、採光を考慮した。共有スペースには床暖房を導入。従来の病棟に比べて約1・5倍広くなった。
昨年3月着工。設計・監理は村田相互設計(広島市)、施工は大林組広島支店(同)、機械設備はダイダン中国支店(同)、電気設備は中電工山口西部支社(宇部市)。総事業費は21億6000万円。
開棟記念式典は、7日午前11時から県、市、大学の関係者らを招いて開催。同日午後2時から地域住民を対象にした内覧会も開く。入院患者らの移動は10日から14日にかけて行う予定。
同センターは、厚生労働省が定めた胸部慢性呼吸器疾患(肺がん、気管支ぜんそく、肺気腫、肺線維症、結核など)の中国地方における基幹医療施設。県のがん診療連携推進病院(肺がん)としても指定を受けている。
2008年10月、旧山陽病院から名称を変更。最新鋭の医療機器やシステムを導入した。

カテゴリー:その他の話題2012年4月5日

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