宇部高正門のサクラ、樹木医ら治療開始

空洞に改良剤を入れる樹木医ら(宇部高で) 樹齢70年とされ、幹が弱ってきた宇部高(時光善朗校長)の正門脇のサクラを再生させようと11日、市内外の樹木医らが治療を開始した。

サクラはソメイヨシノで、高さ7㍍、根回り2・3㍍。長年、満開の花で新入生を迎えてきた。しかし、老木のため根元付近に幅50㌢、長さ1㍍の楕円(だえん)形の空洞ができ樹勢が衰えていることや、柵のない車道に向けて傾いており、倒木の危険性があった。
学校は昨年、伐採を検討。樹木医の戸坂隆男さんに調査してもらったところ、治療により再生できることが分かった。
この日は、戸坂さんの他、同じく樹木医の早川善章さん、草野隆司さん(萩市)も参加。踏み固められた根元周辺の地面に深さ1㍍の穴を20カ所空け、土壌改良剤を入れた。
また、空洞から伸びる「不定根」と呼ばれる細い根を成長させて穴をふさぐよう、穴に改良剤を入れた。戸坂さんは「完治に10年はかかるだろうが、寿命は20年延びる可能性がある。小まめに経過を観察しながら大切に育てたい」、時光校長は「やれるだけのことをして再生させ、また生徒を見守ってほしい」と話した。

カテゴリー:その他の話題2012年2月13日

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