ペリカンの移動作業完了

宇部市は、常盤公園での高病原性鳥インフルエンザ対策に基づき、全てのペリカンを防鳥ネットを張った動物園ゾーンの施設(通称ペリカン池)に移動させる作業を20日までに終えた。ペリカン島周辺の鳥インフル対策が完了し、動物園ゾーンのリニューアル工事が始まる今秋には再び常盤湖へ戻す。

昨年2月の鳥インフル発生後、市はペリカンを公園内3カ所に分けて飼育し、感染リスクを分散させた。その後の防疫措置、その年のウイルスの終息を待って警戒レベルは平常に戻したが、湖とペリカン池に分けて市民に公開している。自由に空が飛べるペリカンは、11月末で8羽おり、順次捕獲して飛べないようにする処置を施した後、仲間の中に戻す作業を続けていた。
12月28日に最後に残った飛行ペリカンを捕獲。遊園地のローラーコースターの撤去工事の影響がなくなった時点で、ペリカン島にいたペリカン9羽を移動させ、作業が完了した。現在、29羽の健康状態に問題はないという。
市は昨年11月、環境省が示した指針に沿って、高病原性鳥インフルエンザ対応マニュアルを策定。常盤湖を考える市民委員会から「鳥インフルの発生状況を注視し、飼育環境が整えば、近い将来にハクチョウの復活を」という答申を受け、久保田后子市長は前向きな姿勢を示した。
野鳥との接触を防ぎ、ペリカンをウイルスから守ることが、ハクチョウの復活への第一歩となる。

カテゴリー:その他の話題2012年1月21日

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