安全優先でイチョウ並木刈り込み、小野瀬戸の国道490号

丸太同然に刈り込まれたイチョウの街路樹(小野瀬戸の国道490号で) 初冬にかけて街頭に彩りを与えてくれるイチョウ並木だが、宇部市小野瀬戸の国道490号沿いでは、約20本のイチョウが丸太同然に刈り込まれ、寒空に無残な形をさらしている。

同線を管理している県宇部土木建築事務所は「落ち葉を清掃しなければならない地域住民からの強い要望もあり、車両や歩行者の支障とならないように一定の空間を確保するために、やむを得ず行った措置」と話す。
イチョウは落ち葉のほかに、道端に落ちたギンナンが悪臭やスリップの原因になることが指摘されており、ギンナンを拾いに早朝や夜間に乗り入れて来る車両の騒音に対しても苦情が尽きないという。
県は今後も必要に応じて、大幅な刈り込みを行う予定。他の樹種への植え替えについては「予算の面から難しい」と難色を示している。
樹木の生命を大事にする会の武永順次会長は「樹木は身近な所で地球温暖化の要因とされる二酸化炭素を浄化してくれる存在。必要以上の剪定(せんてい)は環境問題への対処と整合性があるとは言えない。互いに知恵を出し合って、快適な環境をつくり出すことが大切」と述べている。

カテゴリー:その他の話題2011年12月6日

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