山陽小野田市民病院が新市民病院の市民向け説明会

onodasimnnbyouinn.jpg 山陽小野田市民病院が現在の病院の敷地内に建設を予定している新しい市民病院の市民説明会が31日、市保健センターで約20人が出席してあり、病院側が新病院の基本計画や災害対策について紹介した。市民からは将来の経営収支のめどや、海抜ゼロメートル地帯での浸水対策についての質問が出た。1日午後6時半からは市役所3階の会議室で説明会がある。

市新病院建設構想検討委員会(砂川功委員長)から「新病院は現地で建て替えるのが望ましい」との答申を受け今年度、基本計画を策定している。計画が8割程度まとまり、東日本大震災の発生後、新たに見直した防災対策を含め市民に説明することにした。
河合伸也病院局長は「新病院は良質な医療を安全に温かく提供する方針。医療内容の進展に柔軟に対応でき、公益性に配慮し、保健・医療・福祉の連携の要として地域医療の向上に寄与したい」との考えを示した。4大疾病に対応し、周辺に少ない人工透析や周産期医療に力を入れる。
現時点の予定では新病院は、現病院の南側に位置する駐車場に鉄骨8階建てを建設。延べ床面積は現在の1・3倍の約1万6000平方メートル。病床数は現状の215床。浸水対策のため1メートルかさ上げして建設し、手術室や電気・機械室、透析センターなどは3階に設ける。プライバシー確保のために個室や2人部屋を多く導入する。
事業費は約55億円で、内訳は建物30億円、外構など13億円、医療機器8億円、電子カルテ3億円、備品1億円。財源は13億円を合併特例債、42億円を病院事業債から充てる。河合病院局長は「国立病院の建設費は1平方㍍当たり25万~30万円だが、新病院は華美にならず機能性を最優先し18万円程度に抑え、日本一安い公立病院を建設したい」とした。
災害にはハードのほかソフト対策にも力を入れ、非常時の行動計画を明確にする業務継続計画(BCP)を新たに策定する。
質疑では「引っ越し中の診療に影響はあるか」「将来の増築の可能性に備えているか」の問いに「対策を考えないと3カ月間支障が出るが、これを最小限にとどめる。外来にはほぼ影響が出ないようにする」「北側駐車場の一部を増築スペースに考えている」と答えた。
経営状態については現在、単年度では医業収益の収支は均衡が取れており、起債についても2013年度までには資金不足が解消し、病院改革プランも建設着手には問題ないとした。

カテゴリー:その他の話題2011年11月1日

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