被災地へ花の種を、ときわミュージアムが協力呼び掛け

被災地への思いを込め、鶴を折る女の子(ときわミュージアムで) 東日本大震災で大きな被害を受けた被災地に花と緑を通じて元気を届けようと、宇部市のときわミュージアムは「花を届ける夢の折り鶴プロジェクト」を進めている。水溶性の紙で折った鶴に花の種を入れ、そのまま土にまいて育てれば、花を咲かせるという。1500羽を目指し、来館者に協力を呼び掛けている。

震災は人や施設ばかりでなく、植物をも死滅させ、植生の回復を著しく妨げている。プロジェクトは、日本植物園協会が「緑化と安らぎを手伝えれば」と提唱。各地の植物園や小・中学校で作った折り鶴を集め、青森、岩手、宮城、福島各県の小・中学校に届ける。
同協会に加盟している同ミュージアムも趣旨に賛同。当初は「植物進化と恐竜展」の会場内で実施していたが、会期の終了に伴い、無料の休憩スペースにコーナーを開設した。館内を訪れた親子連れらがヒマワリやキンセンカ、マリーゴールド、ジニア、コスモスなどの種を入れ、メッセージを添えて仕上げている。
これまでに500羽ができた。祖母と立ち寄った川上小6年の平岡恋奈(れな)さんも「がんばろう日本」などと書き、3羽を折った。広島市から遊びに来た三宅真奈華さん(安田小3年)も母親と仲良く折り、専用ボックスに入れた。
プロジェクトは9月25日まで。担当職員は「皆さんが折った鶴が被災地で花を咲かせる。自分の気持ちを鶴に託してほしい」と語った。

カテゴリー:その他の話題2011年8月31日

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