3市19病院、看護部長らが協議会

協議会の趣旨を説明する山本会長(中央、宇部興産中央病院で) 宇部、山陽小野田、美祢市内の住民が、いつでも、どこでも、安心して質の高い看護を受けることができるよう、19病院の看護部長らが19日、「宇部・小野田医療圏内 副院長・看護部長・認定看護管理者協議会」を立ち上げた。会長には山本多賀子さん(宇部興産中央病院看護部長)が就任。共通の課題である看護師の確保・定着、資質向上、処遇改善などに向けて、情報交換と事業・研究に取り組んでいく。第1弾として、年内に認定看護師マップを作成する。

協議会は、圏域内の100床以上の病院(21施設)を対象に結成。昨年末から、認定看護管理者の5人が中心となって準備を進めてきた。初会合は宇部興産中央病院であり、福本陽平院長が「医療現場は看護師さんで持っている。協議会ができたのは大変喜ばしい。横の連携とスキルアップを図り、先進的な地域に」と激励した。山本会長は「地域医療を担う上での課題は、自施設だけのものではない。顔の見えるネットワークをつくり、問題の共有化・解決につなげていこう」と呼び掛けた。
意見交換では「正規職員の1割が産休・育休中」をはじめ、「夜勤をしてくれる看護師の確保が難しい」「スタッフ不足で疲弊感がある」などの声が相次いだ。急性期を含めて認知症患者への対応に苦慮している施設も多く▽家族がいない・協力的ではない患者が増えてきた▽誇りを持ちながら働ける仕組み、やる気をアップさせる策が必要▽若手への指導の仕方が難しい▽在院日数の短縮もあり、どう地域の病院に帰していくか│など数多くの課題も指摘された。
「専属の教育担当者を置くことで、離職を抑制できた」という報告や、「他院への留学制度などスキルアップのために協力体制を」「教育プログラムの情報交換をしたい」などの提案もあった。
特定分野で熟練した技術と知識を使い、水準の高い看護を実践できる認定看護師は「派遣したい」「してほしい」両方の声が上がった。マップを作って人材を活用し、医療圏全体の底上げを目指す。協議会は今後、年に2回開催。活発な意見交換ができるよう、小規模グループづくりも検討していく。

カテゴリー:その他の話題2011年8月20日

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