ファミサポ、顔の見える”援助”定着 前年度比3割超

宇部ファミリー・サポート・センター(名和田敏子所長)の昨年度の活動件数は、前年度を約3割上回る1472件。学童保育の送迎や終了後の預かり、習い事の送迎が大幅に増え、5年ぶりに1400件を超えた。保育時間の延長など公的なサービスも充実しつつあるが、共働き世帯にとっては〝仕事と家庭の隙間〟を埋めてくれる顔の見える援助として定着している。

ファミサポは仕事と子育ての両立支援を目的に、労働省(当時)の構想で全国に設立された。1995年に誕生した宇部の会員数は4月末現在、子供を預ける依頼会員が765人、自宅で子供を預かる提供会員が204人、自分も子供がいて依頼・提供両方する会員が179人の計1148人。対象児は0歳から小学6年生までで、依頼があればセンターが会員間を調整・仲介した上で、1時間600円(昼間の基準額)で預かる。
昨年度は、学童保育の送迎が前年度より7割多い305件、終了後の預かりも3倍の230件に達し、これだけで全体の3分の1を占めた。保育施設の送迎と前後の預かりは計328件。スポーツ、音楽、ダンスなど習い事への送迎も189件あり、子供の安全を求める保護者の要求に応えている。親が買い物などで外出する際の預かりは313件。冠婚葬祭など突発的な理由での利用もあった。
「定期的に利用しなくても、いざという時に安心感があり、保育情報も入手可能」と同センター。活動件数が伸びる中、提供会員の増強が課題となり「ボランティアや育児に関心のある人は、ぜひ協力を」と登録を求めている。
会員登録は無料。平日の午前8時半~午後5時に、市保健センター2階にある事務局で受け付けている(印鑑を持参すること)。会員になると、子育てに関する講習会や地域別交流会、クリスマスの全体交流会なども無料で参加できる。
問い合わせは同所(電話35―7608)まで。

カテゴリー:その他の話題2011年5月25日

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