被災者と心一つに、復興支援うべ 福島で活動開始

被災者に物資を手渡すボランティア(30日午前10時半すぎ、いわき南の森スポーツパークで) 【福島県・原田宏一記者】復興支援うべのボランティアバスが30日午前7時半、東日本大震災の被災地のいわき市に到着した。市民ボランティアら38人が、早速、避難所での健康相談や、がれきの撤去、ボランティアセンターの運営協力に着手した。4日まで滞在し、5日に帰任する。

宇部市役所前を出発して約19時間、夜通し高速道路を走ったバスがいわき市に到着した。途中の車内では、市防災危機管理課職員から、余震に注意して常に津波からの避難場所を確認するように説明を受けた。
同市は3月11日の震災以来、余震を含めて3度も震度6の地震に襲われた。県災害対策本部によると、市内での死者は298人、行方不明は判明分だけで82人。2654人が44カ所の避難所で不自由な生活を余儀なくしている。
同市勿来(なこそ)支所のボランティアセンターに到着した災害ボランティアは、受け付けの手続きを終えて、それぞれの作業に分かれた。
ボランティアの約3分の1を大学生が占める。山口大医学部1年の三好さくらさんは「今、自分にできることをしたいと思って参加した」と話した。
宇部フロンティア大の教員と学生の6人は、約200人が避難生活を送るいわき南の森スポーツパークで、被災者に何か困ったことがないか聞いて回った。
同大教員で県看護協会災害支援ナースの網木政江さんは「震災後50日が経過しても物資が行き渡っていないことに驚いた。ボランティアセンターと話し合いながら少しでも改善されるようにしたい」と話す。
市では交流があるいわき市と、岩手県大船渡市の支援を継続する。弘中秀治・防災危機管理課係長は「学生が夏休み期間に、2回目のバスを出せたらと検討している」と話した。

カテゴリー:その他の話題2011年4月30日

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