東日本大震災、宮城へ「支援ハウス」子供たちが壁に激励の絵

住宅復興支援ハウスに絵を描く子供たち(東須恵で) 東日本大震災の被災地に向けて、山口大工学部などで考案された「住宅復興支援ハウス」と「防災支援ハウス」が各1棟ずつ、NPO法人防災ネットワークうべ(略称BNU・三浦房紀理事長)の支援で運び込まれることになった。避難所が設置されている宮城県石巻市の湊小を目指し、24日午後4時半ごろ宇部市を出発する予定。

仮設住宅が建造されるまでの間、被災者は避難所で長期にわたり不自由な生活を強いられることから「入居者のプライバシーと最低限の居住性を確保する」ことを念頭に開発された。
室内は4人が寝られるように一部折り畳み式となったベッドがある。テーブル、台所、冷蔵庫、シャワー、簡易トイレも備わっている。
設置場所を選ばず、狭い敷地に短時間で組み立てられることが特徴。約7・2~7・4平方㍍の居住スペースが確保できる。新潟県中越地震(2004年10月)の際には被災地の小千谷市に試作品を設置。災害ボランティアの青年たちが約1カ月間、居住した。
支援ハウスには、市内の子供たちが被災者を励まそうと前日の23日、周囲に絵を描いた。福島県いわき市から公務員の父親を残して避難してきた家族もおり、6歳の女の子は自分の似顔絵と共に「おとうさんがんばれ」とメッセージを書いた。
各地で救援物資も積み込みながら、関西で他のボランティアと合流。新潟県を経由して宮城県入りを目指す。
関係者は「被災地のボランティアはテントや車中で寝泊まりしているのが現状。ボランティアの拠点として活用し、日中は子供に授乳する母親たちに開放してあげられたら」と話した。

カテゴリー:その他の話題2011年3月24日

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