27日、ハンダース結成40周年コンサート

練習するハンダースのメンバー(宇部市野球場で) メンバー全員が視覚に障害を持つバンド「ハンダース」が結成40周年を迎え、27日午後2時から旧宇部銀行館(ヒストリア宇部)で記念コンサートを開く。本番を間近に控え、宇部、下関、下松市に住むメンバー4人が集まって練習を重ねている。6日は宇部市野球場で演奏曲の流れを確認した。

 「みんな独学で楽器を覚えて個性が強いからぶつかり合うこともしばしば。でも仲良しです」と話すドラムの西村和幸さん(50)をリーダーに、ベースの西村正敏さん(57)、ギターの山本一憲さん(60)、キーボードの村田幸二さん(60)がメンバー。演奏中の楽器を操る姿に迷いはなく、正確に音を奏でる。
 ハンダースはメンバーが県立盲学校に通っていた時に結成した。バンド名は当初6人で活動していたことに由来する。楽譜が見えないため耳だけを頼りに音を覚え、手で弦やキーボードの位置などの感覚を覚えた。
 当時はロックは不良とのイメージがあったが、メンバーは中傷にめげずに文化祭などで演奏。社会人になってからも、はり・きゅうやマッサージの仕事の合間を作って月1回の練習を続け、地域の福祉大会などでステージに立った。
 音楽活動には楽器の移動や設置などの支援が必要で、約3年間は出演できなかったが、ボランティア活動を通じて知り合った宇部市西岐波の西光寺の佐々木真人住職がサポーターに手を挙げ、記念コンサートが実現することになった。
 当日は学生時代や宇部、山陽小野田の町に思いを込めたオリジナル曲や、ビートルズと南こうせつさんのカバーの全13曲を演奏する。入場料1000円。リーダーの西村さんは「練習を重ねて節目にふさわしい心に響く音楽を届けたい」と意気込んでいる。

カテゴリー:その他の話題2011年3月8日

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