常盤公園、ペリカンけがで死亡 仮鳥舎内で”いさかい”

高病原性鳥インフルエンザから守るため、常盤公園内3カ所での分離飼育が始まったペリカンにアクシデントが発生した。仮鳥舎に収容していたモモイロペリカン1羽が20日、足のけがが原因で死亡。鳥同士のいさかいがエスカレートしたものだが、宇部市ではこれまでの環境が一変し、ストレスになったのではとみている。

インフル対策が思わぬ災難をもたらした。久保田后子市長は「懸念していたことが起き、大変残念なことだが、リスクを分散するためにも一定のことをしなければならない。残されたペリカンたちを守りたい」と語った。
21日に市役所で開かれた防疫対策本部会議では、現在の状況や対応について情報を共有した。ペリカンへの影響を考え、湖上からの監視はやめ、22日以降は全て陸上(1日6回)から行う。養鶏農家に対するフォローも徹底するよう指示があった。
20日午前9時前、白鳥大橋たもと(菖蒲苑近く)に設置した仮鳥舎内で、モモイロペリカンの5歳の雄が右足にけがを負っているのが見つかった。獣医師が処置したが、約3時間半後に死亡を確認。失血死だった。県中部家畜保健衛生所と協議の上、事故死のため、簡易検査はしなかった。原因となった気性の激しいペリカンは、鳥舎から島に設置したネットへ移した。
死亡した野鳥とコクチョウが強毒タイプに感染していたため、予断を許さない状況は続いている。市は残されたペリカンを感染の危機から守ろうと、ペリカン島の他に、噴水池と白鳥大橋たもとに仮鳥舎を緊急設置。野鳥と接触できないよう、保護したペリカン20羽を収容した。2カ所の鳥舎では相性などを見ながら入れ替えをしている。

カテゴリー:その他の話題2011年2月21日

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