和同会、沖ノ旦にリハビリ病院あす着工

施設の完成予想図(手前が病院で奥が老人ホーム) 医療法人和同会(髙橋幹治理事長)は、宇部市内に有する療養病床を大幅に再編する。厚南沖ノ旦の宇部西在宅総合支援センター隣接地に、高度慢性期医療などに対応する宇部西リハビリテーション病院(三百二十八床)と有料老人ホームの際波あかり苑(百床)を新設。既存部分にも手を入れて、在宅療養支援機能を強化し、高齢者の医療・介護の受け皿となる複合多機能な施設群を築く。両施設とも着工は十四日。二〇一二年一月末に完工し、三月一日にオープンを予定している。

 療養病床は主に慢性疾患患者向けの長期入院用ベッド。国では十一年度までに介護保険適用の介護型を廃止し、翌年までに医療保険適用の医療型も削減する方針を打ち出していたが、政権交代により現在は凍結状態だ。
 同法人によると、真締川を挟む市内の東西の療養病床は、東千九百九十六床(九施設)に対して、西は三百五十二床(三施設)と圧倒的に少なく、全体の15%しかない。再編に当たっては、西地区の強化・充実に力を注いだ。
 野中一丁目の常盤台病院(三百四十五床)は同地区に全面移転。西岐波の宇部リハビリテーション病院(四百三十五床)からも八十三床を移転し、一部を老人ホームに転換する。
 施設群の敷地面積は、既存部分を含め約四万二千平方㍍。建物はいずれも鉄筋コンクリート造りで、病院は五階建て(延べ床面積は一万九千四百九十平方㍍)、老人ホームは六階建て(同五千五百三十平方㍍)。総工費は約五十一億円。病院には医療型二百五十床と介護型七十八床の療養病床を設け、救急後の高度慢性期、回復期リハビリテーション、終末期まで対応する。
 既存の宇部西クリニックは、在宅療養支援診療所に移行。宇部西在宅総合支援センターの事業も集約し、新たにダイエットや介護予防などのメディカルフィットネス、訪問看護、訪問リハビリなども取り入れる。年中二十四時間対応可能で、在宅生活を支える。
 同法人では「急性期病院からの患者を積極的に受け入れ、在宅復帰に向けてのリハビリも充実させる。地域の病院や診療所、各施設と密接に連携を図りたい」としている。

カテゴリー:その他の話題2010年12月13日

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