現代の名工に武田さん(テクノエンジ)

現代の名工に選ばれた武田さん(宇部興産機械重機工場で) 表彰は、十一月の「職業能力開発促進月間」の主要行事として、最高水準の技能を持ち、模範になるにふさわしい技能者を対象に厚生労働省が実施。一九六七年から始まり、今年度は全国で百五十人が受賞。県内は四人で、累計受賞者数は四十八人になった。

 武田さんは、宇部市生まれ。小野田工高卒。六六年四月、宇部興産宇部鉄工所(宇部興産機械の前身)に入り、内燃課内燃機係班長、重機製造部組立課第一係副主任などを務め、二〇〇一年から宇部興産機械子会社の宇部テクノエンジへ。現在はエンジン・減速機グループ係長。
 入社以来、内燃機関、減速機などの機械組み立て、調整などの業務に従事し、工具の「キサゲ」を使って、減速機の摺動(しゅうどう)面を削る、すり合わせ作業に関する技能に卓越。機械ではできない部分を「人間業」により、高い技術サービスを提供してきた。近年は長年の経験を生かして指導・教育にも力を注ぎ、若手技術社員へ技能を伝承している。
 就職の際、現場を希望するなど、子供のころから物づくりが大好き。武田さんは「身に余る賞で光栄。すり合わせを教えてくれた技術の恩人と、長い間ほぼ同じ仕事を担当させてもらったことに感謝している」と喜びを語り、今後については「若い人への教育、技術伝承へ軸足を置いていきたい」と抱負を述べた。

カテゴリー:その他の話題2010年11月10日

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