市社協の「結婚相談」ひそかな人気

 結婚したくないわけではないしできれば子供も欲しいけど、なかなかいい人に巡り合えない-。結婚難の時代と言われて久しい。二〇〇五年の国勢調査によると、宇部市の未婚率は男性が二十歳代後半で66・7%、三十歳代前半で42・0%、同後半でも28・5%。女性は二十歳代後半で54・6%、三十歳代前半で28・2%、同後半で17・0%に上る。ここ三十年余り全国的に増え続けており、今年の調査でさらにアップした可能性は高い。そんな中、市社会福祉協議会(宮本浩一郎会長)が開設している結婚相談が、ひそかな人気を集めている。

 相談は毎週、木曜日と土曜日の午前九時から午後四時まで、市シルバーふれあいセンター四階で実施。最初に申込書を兼ねた登録カードに生年月日や職業、趣味、自己PRを記入する。異性のカードの中から会いたい人を選ぶと、相談員が先方に連絡を取り、相手が了承すれば日時を設定。同センターや公共の場で、見合いをする仕組みだ。
 今年度は九月末までに四十六人が新規登録。これを含めた現在の登録者は男性百八十三人、女性八十人の計二百六十三人。住所は市内が七割で、県内他市が二割、県外が一割。年齢層は二十歳代から八十歳代までと幅広いが、圧倒的に多いのは男女とも三、四十歳代で、約七割を占める。初婚の人が多いが、男性の四人に一人、女性の三人に一人は再婚。
 年間の相談者(延べ数)は千二百─二千人、見合いは五十─百件程度。結婚成立はゼロの年もあれば、六組がゴールインする年もあり、まちまちだ。「男性は若い女性を求め、女性は同世代か年下を望む」傾向があり、ミスマッチの原因になっている。また、付き合い始めて三カ月ほどで結婚の意思を固める男性が多いのに対し、女性はじっくり見極めて半年以降に決意しがちなことも不成立の一因という。かたくなに結婚相手の条件を変えない女性も多く、見合いの設定自体を難しくさせている。一方、同郷の相手を求めて、関東在住の男女が付き合い始めたケースもある。

カテゴリー:その他の話題2010年11月2日

写真注文はこちら
無料試読キャンペーン
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ
single