藤山小で認知症サポーター講座

認知症サポーターに仲間入りし、手首にオレンジリングを着ける児童たち(藤山小で) 宇部市内の小学校では初めてとなる認知症サポーター養成講座が二十日、藤山小(松村與志弘校長、七百五十三人)で開かれた。講座を受けた四年生百三十四人は修了の証しとして手首に着けるオレンジリングを受け取り、サポーターの仲間入りをした。

講座は、市が「認知症に優しいまちづくり」の一環として、二〇〇六年度からふれあいセンターや自治会館、個人宅などで実施。七千人近い市民が受講している。今年度は職域や学校での開講を積極的に呼び掛けており、学校では〇六年度の神原中、昨年度の桃山中に続いて三校目となる。
四年生は、総合学習で福祉について学習中。最近は高齢者の生活について調べており、講座を申し込んだ。講師を務めた市高齢福祉課高齢保健係の中村繁美係長ら四人は、パワーポイントや寸劇で、病気の症状や認知症の人の気持ちを分かりやすく説明した。
認知症の人の気持ちの説明では「例えば、食事を食べ終えたばかりなのに、食べていないと言い張るおばあさんをきつく怒ると、おばあさんにとっては食べていないので、納得できないし、プライドも傷つく。そして症状も悪化する。症状を理解した優しい接し方をすると、誰も嫌な気持ちにならないし、おばあさんも安心して過ごすことができる」と紹介。一人ひとりにできることとして▽怒らない▽手助けをする▽優しく接する─のちょっとした気遣いを呼び掛けた。
中村係長は「核家族化で、子供と高齢者のかかわりが少なくなっている。今後の超高齢化社会の担い手となる子供たちにとって、認知症の知識を蓄えておくことは有益なこと。サポーターとして、まずは家族に勉強したことを伝えてほしい」と期待を寄せた。

カテゴリー:その他の話題2010年10月21日

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