ボランティアサークル「ピッコロの会」が解散

kurumiennborannthia.jpg 宇部市川上大固屋の知的障害者支援施設・うべくるみ園(山田稔夫施設長)で、二十年間にわたり作業奉仕活動を続けてきたボランティアサークル「ピッコロの会」(宝楽瑞子会長、十人)が、十五日に解散した。同日、園で開かれたお別れ会では、利用者や職員が感謝の気持ちを伝えた。

同会は一九九〇年四月、市ボランティアセミナーを修了した第二期生の有志二十二人で結成。毎月一回、同園を訪問し、授産部のウエス加工や箱折り、シイタケの計量・パック詰め、アルミ缶つぶしなどを手伝った。更生部が設立された九四年以降は、同部で黒豆の収穫や、ペットボトルのラベルはがし、牛乳パックのビニールコーティングはがしなどのリサイクル作業を中心に協力。利用者のために掃除用のぞうきんや体操袋も手縫いした。しかし、会員の高齢化や体調不良、手伝っていた作業の終了などを理由に、活動の幕を下ろすことにした。
お別れ会では、山田施設長が「長い間、園のために奉仕していただき、感謝している。今後も健康に留意され、ボランティア活動で培われたノウハウを生かし、各地域でご活躍を」と呼び掛け、感謝状と記念品のデンファレの鉢植えを贈呈。重原和枝保護者会会長もお礼を述べた。
宝楽会長は「きょうで最後。二十年間、みんなと一緒に作業ができて楽しかった。体に気を付けて」と涙ながらに語った。利用者代表の野田景子さんも、声を詰まらせながら「いろいろと作業をしていただき、ありがとうございました。いつでも遊びに来てください」とあいさつした。会員は更生部の利用者四十一人と食事を共にし、別れを惜しんだ。
会では十周年の際、園にサクラの木五本を植樹。今回は解散を機に残余金を使って利用者全員にマットを贈った。

カテゴリー:その他の話題2010年9月16日

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