国内初のタンデム推進貨物船「興山丸」が完成

入港する興山丸(宇部港で) 宇部市港町の山機運輸(森謙三社長)が、鉄道建設・運輸施設整備支援機構(神奈川県横浜市)と共同建造していたセメント運搬船・興山丸(21,500重量㌧)が完工し、宇部港の宇部興産1号岸壁に1日、入港した。

電気推進システムを採用し、省エネ効果が高い「スーパーエコシップ」の貨物船としては国内最大で、関係者約80人が初入港を祝うとともに、船内を見学した。今後は宇部興産海運が関東方面を中心に運航する。
興山丸は、貨物船では初めて、ディーゼル主機関直結のプロペラと電気駆動のポッド推進器を組み合わせたタンデムハイブリッド方式を導入。
動力の一部に電気を使うため、従来のディーゼルエンジン船に比べて、C重油使用量を約5-20%カットでき、省エネ運航、CO2排出量削減を実現する。
全長160.9m、幅27.8m、深さ12.8m。積載量は2万㌧で、速力は約13ノット(時速約24km)。乗組員は15人。広島県呉市の神田造船所で1月から建造を始め、4月に進水。8月末に完工した。
船内で行われたセレモニーでは、森社長が「引き渡しを受け、無事に入港することができた。海運会社、造船業界などから注目されている船。装備をフルに活用し、省エネ航海をしてくれることを期待している」とあいさつ。加藤佳宏船長と上村利行機関長に花束が贈られた。
興山丸は3日まで積み込み作業を行い、4日に処女航海へ出発。豊橋港、名古屋港で荷揚げし、9日に帰港する。
(By the Ubenippo Wire Staff)

カテゴリー:その他の話題2010年9月2日

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