山陽小野田市議の福田さんが「獄中日記」出版

手記を手にする福田さん(宇部日報社小野田支社で) 過去に覚せい剤に手を染め、逮捕、服役したことがある山陽小野田市議、福田勝政さん(65)が、刑務所内での生活や薬物中毒を克服した経緯をつづった手記「薬物に負けた俺―獄中日記」を自費出版した。

福田さんは実家の建材、瓦会社を手伝う一方で、1977年から宇部市内にスナックを経営。店の従業員として雇った女性に79年ごろから最初は知らないうちに覚せい剤を使用されるようになったという。同年4月、覚せい剤取締法違反容疑で逮捕され、執行猶予2年の判決が出たが、84年に再び同容疑で逮捕。懲役刑を受け山口刑務所に服役した。
10カ月間の服役後、家族らの支えで更生。地元のボランティア活動にも参加し、有帆瓦工業所、有帆建材工業所の代表を務めている。99年、旧小野田市議に初当選し、現在3期目。
手記は84年9月に逮捕された日から始まり、拘置所や刑務所での生活を経て、85年7月に出所する日まで続く。家族へのざんげや覚せい剤の誘惑に負けた後悔の言葉が繰り返されている。
福田さんは「薬物中毒を克服するには、自分のように人前に出て積極的に人に接することが大事。何か一生懸命になれる趣味を持つことも必要」と話し、残りの人生を薬物から守る運動にささげるという。
手記の表紙は市役所前に設置してある覚せい剤追放キャンペーン・ポールそばに立つ福田さんの写真が飾っている。1冊1600円(税込み)で2000冊発行。県内の主な書店に置いてある。

カテゴリー:その他の話題2010年8月19日

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