消費生活相談、09年度1169件 高齢者のトラブル訪問販売が最多

宇部市消費者生活センターがまとめた二〇〇九年度の消費生活相談件数は、〇八年度より五十九件少ない千百六十九件だった。インターネット関連のトラブルである運輸・通信サービスの部門が大幅に減った。同センターでは相談窓口の広がりや警察など関係機関の啓発が影響したとみている。

商品分類別で最も多かったのは、多重債務や保険など金融・保険サービスの三百十三件で、全体の四分の一を占めた。インターネット関連の相談やメールを利用した架空請求の相談、電話情報サービスなどの運輸・通信サービスの百七十八件、教養娯楽品の百三十九件、住居品の六十三件、レンタル・リース・賃貸の六十一件と続いた。
相談者の年齢は、七十歳以上の二百八人がトップで、全体の17・8%。続いて三十歳代の二百人、五十歳代の百九十三人、四十歳代の百八十五人、六十歳代の百八十四人、二十歳代の九十人、未成年の二十九人の順。七十歳以上の相談がやや増え、前年度トップだった三十歳代が減った。残りの八十人は年齢不明。
販売形態別では、店舗が五百七十六件で最も多かった。債務整理などの金融・保険サービスの相談がこの分類に入るためだという。資格取得教材や書籍などの教養娯楽品や健康器具の保健衛生品などの訪問販売が百七十件、有料サイト利用料金に関する不当請求や出会い系サイトのトラブルを含む通信販売が百六十九件。
高齢者のトラブルで最も多かったのは訪問販売。住宅メーカーの下請け業者を装って不必要な設備の契約を勧めたり、一人暮らしの認知症高齢者に布団や健康食品を次々と購入させたりする悪質な事例があった。「簡単にもうかる」などの不適切な説明で、ハイリスクな金融商品を契約させるトラブルも増えている。
インターネット関連では、無料ゲームサイトや占いサイト、迷惑メールなどを通じて、出会い系サイトを利用してしまい、百万円単位の高額な利用料を請求されたという相談も増えている。年齢は二、三十歳代。未成年者からの相談もあり、低年齢化が懸念される。
消費生活パネル展は三十一日まで市役所一階ロビーで開かれ、悪質商法の被害を未然に防止するための啓発用パネルや資料を掲示している。
問い合わせは消費生活センター(電話34─8157、平日の午前八時半から午後五時十五分まで)へ。

カテゴリー:その他の話題2010年5月26日

写真注文はこちら
無料試読キャンペーン
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ
single