韓国人観光客に常盤公園のサボテン人気

ときわミュージアムが韓国人観光客から人気を集めている。昨年11月ごろから増え始め、韓国で旅行商品を販売するテレビショッピングでは、ミュージアムを組み込んだツアーが、わずか数日間で定員に達するほど。同ミュージアム職員も、あの手この手でさらなる増加を狙い、経済効果にも期待している。

 韓国からの今年の観光客は、同ミュージアムが把握できたツアー客だけでも4083人(8月末現在)に上り、全入館者の3・1%に相当する。月別では7月の1417人が最多で、この月に限定すれば8・5%を占めた。8月も763人が入場している。
同ミュージアムが外国人観光客に目を向け始めた昨春、たまたま韓国人ツアー客が時間調整でミュージアムに訪れことが契機となった。無料で多くの植物を見られることが好評だったことから、斎藤幸雄調整官が添乗員に「帰国したら旅行会社に宣伝して」と頼むと「ぜひそうしたい」と好感触の返事があった。
韓国はサボテンの生産量で世界の約7割のシェアを持つ。約360種2400株のサボテンを植えた温室は大きな宣伝材料になった。半年後にはツアーに組み込まれ、テレビのネットショッピングの取材が来るようにもなった。
人数が増えると、ミュージアムではホスピタリティー向上に力を入れた。常盤公園や宇部市を紹介する韓国語のパンフレットを作り、職員がポケットにハングル語のあいさつを書いた紙をしのばせ、ツアー客を入り口で出迎えた。
館内を案内する谷口浩明課長補佐が「きょうはブーゲンビリアが三つ咲いたので皆さんは幸運」と説明したり、2009年のUBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)で韓国人作家が大賞を獲得したことを伝えたりすると喜んでくれた。
こうした努力のかいがあり、取り扱ってくれる旅行代理店は2社になった。
斎藤調整官は、宇部市内に経済効果を出す方法を模索中。国の訪日外国人の消費動向調査によると、食事と買い物を楽しみにしている人が多い。食事はすしとラーメンが上位で、市内の大型ショッピングセンターや家電量販店をツアーに組み込んでもらえないか考えている。

カテゴリー:その他の話題2013年5月2日

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