1割がDV経験

宇部市が、市内に住む20歳以上の男女2000人を対象に実施した「配偶者や交際相手からの暴力に関する市民意識調査」によると、自分自身や身近な人が配偶者から身体的暴力を受けたことがあると答えた割合は10・3%で、前回調査(2009年度)に比べ3・9ポイント減少したものの、10人に1人は被害を経験。今回初めて設問した交際相手からの暴力に関しても7・0%が被害に遭ったことがあるという結果が出た。

アンケートは男女各1000人を無作為に抽出し、昨年6~7月に実施。調査票を郵送で送り、選択方式の19の質問に回答、返送してもらった。有効回収率は31・3%。
被害者を男女別で見ると、配偶者からの暴力(配偶者DV)は男性は7・1%、女性は12・7%。交際相手からの暴力(デートDV)は男性は1・8%、女性は10・4%。相談状況に関しては、配偶者DVの被害者は35・9%が「どこにも相談していない・していないと思う」、デートDV被害者は74・2%が「相談しなかった」と答え、いずれも一人で悩みを抱え込んだ人がまだ多いことがうかがえる。
DVの相談先を知っているかの問いで最も多かったのは警察で85・5%。次いで市役所が26・7%。08年に設置した市配偶者暴力相談支援センターは17・3%と、前回より9・5ポイント上昇したが、まだ20%に達していない。
DVを受けたときの必要な支援では「警察や裁判所に同性の担当者を増やすなど、被害者への対応の配慮」を求める回答が55・7%で最多。50・2%の「地域の中で親身になって相談に乗ってくれる窓口」が続いた。
DVをなくすための方法として望むもので多かったのは「人権尊重や暴力を許さない意識を高めるための啓発活動」54・4%、「男女間暴力の犯罪取り締まりを強化する」53・8%の順だった。
市市民環境部では、アンケート結果も参考に「市配偶者等からの暴力防止および被害者支援に関する基本計画」の改定版の策定作業を進めており「DV防止に向けた教育、啓発の推進、相談窓口の充実などを図り、DVを許さない社会の実現を目指したい」としている。

カテゴリー:その他の話題2014年1月31日

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