一口後見人プロジェクト苦戦

宇部市内の福祉団体・関係者、学識経験者、障害者の家族らが実行委員会を組織し、昨年1月に始めた赤い羽根共同募金「一口後見人プロジェクト」は、寄付金の年間目標額(445万円)に対する2013年度の実績が約1割程度と苦戦している。プロジェクトは「地域の認知症高齢者や心身障害者を地域ぐるみで支える仕組み」を目指すもので、お年寄りや障害者が安心して暮らす古里づくりに不可欠。実行委では引き続き、広く協力を呼び掛けていく。

地域で募った浄財で、判断能力が十分でない人に係る法律行為を保護・支援する「成年後見制度」の拡充を目指すもので、厚生労働省と中央共同募金会のモデル事業としてスタート。指定寄付の受け付け、寄付金付き自動販売機の設置、弁当や名刺など寄付付き商品・企画などで事業費の確保に努めている。
事務局の市社会福祉協議会によると、受け付け初年度の12年度はわずか3カ月ながら大口寄付により137万3436円を計上。13年度は、自販機の設置や寄付付き商品・企画が本格化して善意の輪は着実に拡大したが、総額48万1187円にとどまっている。プロジェクトでは、寄付金で市社協に専門スタッフを置いて常時20~30人を見守る予定で、募金体制の充実が課題となっている。
17日には、船木の障害福祉サービス事業所サムラ(桝谷紀幸施設長)が、レストラン&パン工房「サムラ」で販売した弁当の売上金の一部4万4180円を寄付した。昨年4月から「障害者が調理する弁当1個当たり10円」を寄付金とし、今回は3月8日までに売り上げた計4418個分を寄せた。
贈呈式は福祉会館であり、桝谷施設長が県共同募金会宇部支会の福田幸三支会長とプロジェクト実委のメンバー、藤本薫さんに浄財を手渡した。福田支会長は「大切に使わせてもらいたい」と謝辞を述べた。

カテゴリー:その他の話題2014年3月18日

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