厚南岡田屋で伝承行事「百手祭」

鬼に見立てた的を狙って弓を引く射手(岡田屋公会堂で) 宇部市厚南岡田屋地区の伝承行事「百手祭」が28日、岡田屋公会堂で開かれた。さわやかな好天に恵まれ、3年ぶりに屋外での開催となり、地元の中・高生ら12人が力強く矢を放って悪鬼を退散させ、地域の安全と繁栄を祈願した。同祭保存会(冨田幸雄会長)主催。

1468(応仁2)年に地域を苦しめた疫病を鎮めるため、的射を奉納したのが始まりとされる。市の無形民俗文化財に指定されており、地元住民が伝統を守り続けている。今年で542回目。
射手は前胴と後胴の二手に分かれ、伝統の作法に従って27m先の鬼に見立てた黒い的を目掛けた。矢が的に命中するたびに、太鼓が打ち鳴らされ、観客から大きな拍手が起こった。射手は独身男性のみと決められていたが、2004年から女性にも解禁。今年はこれまでで最多の6人が務めた。
冨田会長は「久しぶりの好天に、射手も意気込んでいた。女性が増えたのはありがたいが、男性の参加が減らないようにしたい。裏方の協力者が年々増えていることにも感謝」と話した。

カテゴリー:地域2010年3月29日

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