原校区の上梅田川にホタルを

hotaru.jpg 原校区コミュニティー推進協議会(室重守会長)は今年度から4年をかけて、上梅田川にホタルをよみがえらせる地域活性化事業に取り組んでいる。昨秋に幼虫64匹を放流しており、うまくいけば6月上旬に成虫の光を見ることができる。最終年度の2012年初夏には、観賞イベントも計画している。

ホタルの再生による活力ある町づくりと、自然と共生するための環境意識高揚が狙い。昨年8月から11月にかけて、同川の水質や幼虫の餌となるカワニナの個体数を調査し、ホタルが生息できる環境にあることが分かった。放流の先進地、上宇部の時雨川や山陽小野田市の有帆川に視察に行き、有帆校区ふるさとづくり推進協議会ホタル部会から6―20mmのゲンジボタルの幼虫を譲り受けた。
同川の中原橋周辺は、真夏でも水温が25度を上回ることはなく、石を積み重ねた護岸や中州には、さなぎのときに過ごせる土の部分がある。産卵に必要な草やぶも適度にあり、生育条件を満たしている。
同会では成虫の放虫もしながら、残り3年間で定着させ、最終的には人の手を加えることなく、自然発生する環境の取り戻しを目指している。
事務局の西藤克己さんは「昭和20年代には、あちこちで乱舞が楽しめたが、高度経済成長でホタルがすめる環境が失われた。ホタルの再生は地域住民の願いであり、期待も大きい。地域交流のきっかけ、環境意識の醸成につながれば」と期待を寄せる。

カテゴリー:地域2010年3月13日

写真注文はこちら
無料試読キャンペーン
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ
single