旧山陽道「殿様道」を整備へ

kaidou.jpg 旧山陽道のうち、宇部市二俣瀬辻堂から厚東春日の山あいを抜ける峠道で、地元では「殿様道」「どんだけ道」と呼ばれる古道を後世に伝えようと、両校区の有志が14日、現地を訪れ、荒れた歴史史跡を再生する。

殿様道は、両校区にまたがる約1㎞の山道。昔のたたずまいを残す貴重な道路遺跡として、1989年に二俣瀬校区ふるさと運動実行委員会、96年に厚東郷土史研究会、同振興協議会が、それぞれ標柱を建て、その存在を伝えている。
近年の街道ブームやNHK大河ドラマの影響で、旧街道に関心を寄せ、歩く人が増えている。両校区でも地図を手に殿様道を探す人が見られるようになった。が、古道は地元や送電線を点検する電力会社の手で一部整備されているものの、普段は人が通ることもなく、雑草や立ち木が茂っているという。
今回の整備は、二俣瀬側から厚東側に呼び掛け、お互いの思いが重なって実現。当日は二俣瀬校区ふるさと運動実行委員会(原田賢治会長)、厚東校区コミュニティー推進協議会(小林征和会長)、同まちづくりサークル(河村守浩代表世話人)、地元自治会などから30人が参加。両側から古道に入り、雑草や立ち木で歩きにくくなっている部分を整備する。
史跡を守るため両校区の関係者が合同で作業をするのは初めて。ふるさと運動実行委の原田会長は「殿様道の整備は気になっていた。合同作業で長年の思いがかなう」と語った。
厚東でも今後、殿様道について地域住民への周知を考える。

カテゴリー:地域2010年2月4日

写真注文はこちら
無料試読キャンペーン
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ
single