山陽小野田市で里山の役割と保全を学習


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美祢農林事務所主催の「森づくり活動講習会」は14日、山陽小野田市平沼田地区であり、受講生25人が繁茂するタケを伐採したり、竹炭の窯出しを見学したりした。

里山は貴重な野生生物の生息域であり、大気の浄化や気候の緩和、環境学習・リフレッシュの場でもあるが、近年、人の手が入らなくなって、荒廃が進んでいる。講習会は、里山整備の必要性に理解を深め、里山を守るための基本的な知識、技術を身に付け、実践してもらおうと企画された。22、30日も含め全3回開く。

山陽小野田市、美祢市、宇部市から里山活動に関心がある人たちが受講。開講式では上手進美祢農林事務所森林部長が「里山の荒廃が進むが、その役割や機能に関心を持ち、それぞれの地域で保全の実践に取り組んでほしい」とあいさつした。

この後、平沼田自治会館そばで、竹炭が窯出しされるのを見学。おととし整備されたこの窯は、地区外の会員も含めた竹林ボランティア平沼田が管理しており、これまでに4回、木炭を作った。竹炭作りは今回が初めてで、近くの雑木林に繁茂するタケを切り出し、3日間、燃やして作った。

受講生は、厄介者と見られるタケが、有益な製品に生まれ変わって窯から出される様子に感激。たたくと金属音がする竹炭を手にして、自分たちにもできないか、熱心に質問していた。約70kgが窯出しされ、一部は受講生にプレゼントされた。

参加者は「自分でもドラム缶を使って竹炭作りに取り組んでいるが、より質の良いものを作るヒントにしようと参加した」と受講の動機。「若いころは登山を趣味にしていたが、高い山が登れなくなり、身近な里山に目が行くようになった。里山の自然に身を置くとリフレッシュする」と魅力を話す人もいた。

昼食は地元で取れたイノシシを食材にしたしし鍋を振る舞われ、午後からは近くの雑木林に入り、タケの伐採体験をした。

カテゴリー:地域2010年1月22日

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